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【資料紹介】『府中市勢要覧 昭和30年版』 ニコニコ自動車・福神自動車の概要

資料調査をしておりましたところ、府中市制施行の翌年に発行された『府中市勢要覧 昭和30年版』に、中国バスの前身会社であるニコニコ自動車と福神自動車の昭和29年(1954)頃の概要が記載されているのを認めましたので、ここに紹介いたします[府中市役所 昭和30年5月31日発行 福山市中央図書館蔵]。

『府中市勢要覧 昭和30年版』p.61掲載写真「駅前通り」

昭和38年(1963)まで府中商工会議所があった産業会館前、現在の飛屋町停留所付近で撮られた写真で、かつてはここが府中−新市−福山線の発着点などであった[府中市府中町742番地]。

『府中市勢要覧 昭和30年版』p.62掲載写真「バス」

先頭車 福神自動車? ふそうB23 1950年式?(「駅前通り」の写真に後部右端〜右側面が写る)、
中央 ニコニコ自動車 いすゞBX91 1949年式?、後尾 福神自動車? いすゞBX91? 1950年式以降


福神自動車株式会社
資本金800万円 免許路線粁(km)117.5粁 従業員数38名 車輛数14輛
1ヶ月平均輸送人員8万人 1ヶ月平均走行粁34000粁

新市、福山、高蓋、油木、東城、井関、本山、金丸等を中心に1日27往復運行

『府中市勢要覧 昭和30年版』p.64より転記の「福神バス路線別運行回数」


ニコニコ自動車株式会社
資本金3,000万円 免許路線粁445.9粁 従業員数358名 車輛数86輛
1ヶ月平均輸送人員65万人 1ヶ月平均走行粁27万粁

府中市を中心に、荒谷、栗柄、父石、市村、大正、矢多田、矢野駅、矢野温泉、上下、福田、田総、三良坂、三次、庄原、二森、領家、田頭、階見、高蓋、金丸、新市、山守、有磨、柞磨、森脇、福山、四ツ角、服部、中野、粟根、井関、小吹、安田、小畠、油木、仙養ヶ原、豊松、平川、東城、帝釈、呉ヶ峠、牧 等に及ぶ

『府中市勢要覧 昭和30年版』p.65より転記の「ニコニコバス運転系統表」
※表中の「大正村」は、この市勢要覧発行の昭和30年5月時点では、阿字村と合併し「協和村」となっていた。

『府中市勢要覧 昭和30年版』巻末に掲載のニコニコ自動車「府中市中心のバス路線」図入り広告


【ニコニコ自動車・福神自動車に係る沿革】
大正5年(1916)8月 橘高峰人が新市−松永線を開設〈備後地域最初の乗合自動車路線〉
大正7年(1918)10月 福神自動車合資会社が福山−東城線を開業
大正10年(1921)9月 合資会社ニコニコ自動車商会が府中−福山線・府中−庄原線を開業
昭和6年(1931)3月 橘高峰人らが新市自動車株式会社を設立、4月運輸開始
昭和9年(1934)5月 新市自動車がニコニコ自動車商会を吸収合併
昭和16年(1941)11月 新市自動車が福神自動車(株)を戦時統合
昭和17年(1942)7月 ニコニコ自動車(株)と改称
昭和26年(1951)8月 福神自動車(株)経営新規免許を受け設立
昭和36年(1961)7月 ニコニコ自動車が福神自動車を吸収合併しニコニコバス(株)発足
昭和45年(1970)2月 ニコニコバスと尾道鉄道(株)が合併し中国バス(株)発足


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