high land church
<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< ノダ式軽油発動機M型 | main | 朝日新聞備後版にタイムレコーダー展示の紹介記事掲載 >>

勤労者の敵か味方か タイムレコーダー〈勤務時間記録時計〉

タイムレコーダー3点

6月10日(金)は、「時の記念日」です!

時の記念日は、『日本書紀』の天智天皇10年(671)4月25日(新暦6月10日)の記述に、わが国で初めて「漏刻(ろうこく、水時計)」を使い、鐘を打ち人びとに時を知らせたとあることにちなみ、大正9年(1920)に東京天文台と生活改善同盟会により制定されました。

当館では、ご来館くださるみなさまが時の流れを伝える様々な時計に触れられることにより、時間を大切にされる暮らしを育まれるきっかけとしていただけるよう、毎年6月10日は、大人の方は割引料金高校生以下は無料でご入館いただいております。どうぞご来館ください。

先月、福山市内の事業所で保管されていた戦前輸入と認められる米国製のタイムレコーダーを受贈いたしましたので、これを機に、かねてより所蔵しておりましたものとあわせ展示させていただきます。ご来館時にどうぞご覧ください。

展示いたしますタイムレコーダー3点の概要は次のとおりです。【6月9日追記】


International Time Recording Company
Dial Time Recorder Clock ダイヤル式タイムレコーダー
1910〜15年頃[明治末〜大正初期]
International Dial Time Recorder Clock

前面の指示棒を回転させ、ダイヤル上に同心二列で並ぶ番号1〜100に接する小穴を突く動作により、ダイヤルの中心にある軸が奥へ押され、内部の印字機構を動かし、円筒に巻かれた一週間分の記録紙上に、曜日ごと社員番号ごとに出退勤の時分がインクリボンで転写される仕様となっています。
International Time Recording Companyは、米国ニューヨーク州エンディコット(Endicott)で創業のコンピュータメーカー、IBMの前身会社の一つです。
本品は英国に伝わっていたもので、2006年6月に譲り受け収蔵いたしました。
同社のロンドン事業所(工場)において製造(組み立て)されたものである可能性も考えられます。
【参考】米国立アメリカ歴史博物館所蔵の International Dial Time Recorder Clock


Cincinnati Time Recorder Company
Time Recorder Clock カード記録式タイムレコーダー
SERIAL NO. 361177 輸入代理店 伊藤喜商店(イトーキ) 1935年[昭和10年]頃
Cincinnati Time Recorder Clock

本品は福山市延広町の繊維関係製品販売会社、上杉本店でかつて使用されていたもので、先月ご寄贈いただきました。
Cincinnati Time Recorder Companyは、1991年に日本のタイムレコーダーメーカー、アマノが買収し、AMANO CINCINNATI, INC.となっています。


服部時計店
電気自動巻式タイムレコーダー カード記録式
製造番号 KH6010392 昭和30年[1955]頃
服部時計店 電気自動巻式タイムレコーダー

電気自動巻式のゼンマイ駆動で、停電があっても時計は一日程度動き続け、出退勤時間を記録可能な仕様となっています。


現在放送中のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の第48話(5月28日放送)で、マルゼンのものに似た小ぶりな木枠のタイムレコーダーが、昭和12年の初出勤シーンに登場していましたネ! 当館関係者は見逃しませんでしたよ〜♪ ってことで、タイムレコーダーを展示しようということになったとか!?


「とと姉ちゃん」第61話(6月13日放送)でもタイムレコーダーが登場しておりましたが…
タイムカードをただ差し込むだけでは記録されませんよ〜
レバーを押し下げることで打刻される仕様ですよ! >「とと姉ちゃん」制作スタッフさま


【6月13日 一部修正・追記】
【6月16日 一部修正】
17:45 | trackbacks(0)
 

Trackback URL

http://blognews.facm.net/trackback/1238071