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チチヤスよりトヨタBM改木炭車をご寄贈いただきました

チチヤスよりご寄贈いただいたトヨタBM改木炭車
本日、チチヤス(株)(廿日市市大野,旧社名 チチヤス乳業)よりトヨタBM改木炭車をご寄贈いただきました。
この車両は、戦後、同社(旧社)において牛乳配達や飼料運搬などに長年活躍したトヨタBM型トラックをベースに、第二次オイルショックが起こった1978年、“ガソリンの一滴は血の一滴”とまで言われた戦時中の石油窮乏状況を伝えられるべく木炭車に改造されました。
チチヤスよりご寄贈いただいたトヨタBM改木炭車

従前より当館とかかわり深く、1988年3月1日の山陽自動車道福山東IC-早島支線早島IC間開通記念パレード、その翌月10日の瀬戸大橋開通記念パレードに当館の車両とともに参加し、1989年7月の開館当初より1994年9月までの約5年間は、受託し館内に展示しておりました。
1988年4月10日、瀬戸大橋開通記念パレードに参加のトヨタBM改木炭車

1995年3月に特殊用途車として登録され、1999年5月1日の瀬戸内しまなみ海道開通記念パレード(当館の車両とともに)、その翌々日のひろしまフラワーフェスティバルのパレードに参加するなど活躍していましたが、2003年2月に抹消登録され、今朝まで同社本社工場に隣接する牧場敷地内の車庫で保管されていました。
チチヤス本社工場に隣接する牧場敷地内の車庫で保管されていました(9月8日撮影)

今夕、館外展示場に自走搬入し展示しております。
ご来館時にどうぞご覧ください。
館外展示場での展示状況

なお、この車両の年式について、車体両側面後部にも記されているとおり、これまで1950年式と紹介されておりましたが、本日、車台番号などを確認した結果、1949年式の誤りであると分かりましたので、申し添えます。
トヨタBM改木炭車の車台番号 9BMの9が1949年式であることを表します
同じく、車体両側面後部に‘馬力 26’と記されておりますが、これは‘警視庁馬力’の値であり、この車両に搭載されるB型エンジンの最大馬力(ガソリン使用時)は82HP/3000rpmです。

このたびの車両受贈に際しましては、建設屋利幸様のご協力を得ました。
ありがとうございました。
建設屋利幸様の愛車・ふそうFVに載せてもらいました(山陽自動車道上り線小谷SAにおいて)
山陽自動車道福山西IC手前でチチヤスの配送車と奇跡のコラボレーション

また、シンコー様が引き取り作業に立ち会ってくださり、その状況を紹介のブログ記事冒頭に、当館から同社へ返還した翌月の1994年10月、広島市の西風新都で撮影されたこの車両の画像を掲載されています。

【参考】
トヨタBM型といえば、2007年に当館が再生した同型改のキャブオーバーバス(1948年式,1953年に富士自動車工業で車体改装,元所有者:塩釜交通,活用先:宮城県在住者)を想起される方がいらっしゃるのではないでしょうか。
トヨタBM改キャブオーバーバス(1948年式,1953年に富士自動車工業で車体改装)
トヨタBM型は、1947年3月から1951年7月までの約4年間、トラック・バス兼用の車台(シャーシ)として生産されました。
ご寄贈いただいた木炭車は後期型で、1948年式までの前期型とはラジエターグリルの装いなどに若干の違いがありますが、このキャブオーバーバスがボンネットバスだったときには、この木炭車のものとほぼ同じ形状のボンネットやフェンダーなどをまとっていたことでしょう。

広島電鉄で活躍したトヨタBM型ボンネットバスの画像が、糸目今日子様のWebページ「古参バス失血ツアー BMに運命(さだめ)を聞いた その1」に掲載されています(大原康弘氏提供)。ご参照ください。

また、シンコー様の過去のブログ記事には、日本放送協会広島放送局で活躍したBM型のボンネットバスに似た録音車の画像が掲載されています。
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