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三輪トラック「マツダ号GB型」を呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)の常設展示へ提供します


このたび当館では、4月23日に開館5周年を迎えられる呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)が、同館1階展示室「呉の歴史」の一部をリニューアルされるにあたり、戦後復興期・昭和20年代の歩みを紹介される新設の展示へ、所蔵する三輪トラック「マツダ号GB型」(1950年式)を提供することとなりました。
この車両は、当館内に展示の三輪トラック「マツダ号GA型」(1949年式を所蔵・展示)と同じく、国内に数台しか遺されていない稀少車であり、製造した東洋工業と関連企業や広島県の戦後復興期の歩みがうかがわれる格好の歴史資料でもあります。
これまで、非公開の収蔵車庫で静態保存しておりましたが、同館からの提供依頼にあたり、昨年末よりエンジンなど各部の整備を進め、動態といたしました。
3月24日(水)から2013年3月までの3年間(延長の可能性あり)、同館で展示公開されますので、みなさまどうぞお訪ねください。
この車両の概要は次のとおりです。

製造者:東洋工業株式會社
型式:GB 年式:1950年(発売:1949年4月)
長さ:2906mm 幅:1352mm 高さ:1230mm
軸距:1805mm 後輪の輪距:1078mm 最小回転半径:2.9m
車両重量:580kg 乗車定員:2人 最大積載量:500kg
原動機の型式:GB 燃料:ガソリン 冷却方式:空冷 気筒数:単気筒
内径×行程:90.5×109mm 総排気量:701cc 最高出力:15.2ps/2800rpm
最大トルク:4.2kg-m/2200rpm 変速機:前進4段・後退1段
最高速度:65km/h

「マツダ号GB型」は、戦前最終型(1938年4月生産開始,1945年8月6日生産停止,同年12月生産再開)のGA型をベースに、東洋工業で戦後初めて開発された三輪トラックです。
わが国の三輪自動車製造業界で初めて、原動機(エンジン)と変速機(トランスミッション)がアルミニウム合金で一体鋳造され軽量化が図られるとともに、荷台の積載面積の拡大が施されました。
GA型より車体が大きくなったものの、全体の重量は増加せず、高性能となり、さらにはGA型と同じ価格で発売されたことから、東洋工業の売り上げ増加に貢献し、折からのドッジ不況(インフレ抑制策によるデフレ不況)を乗り切る支えとなった車両です。







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